OSS-DBの認定資格がスタート・・・なのか?
IT業界ではもはや常識となってきたOSS(オープンソースソフトウェア)
そのオープンソースで作られているデータベースの事をOSS-DBと言います。
Linux全般に渡るベンダーに依存しない試験として最近はLPICがかなり有名になってきました。
その資格試験を行っているLPI-JapanがOSS-DBの資格試験を作ったというじゃないですか!
趣味ではありますがOSS-DBの一つであるMySQLを10年ほど触っている自分としては興味のある試験だ。
と、釣られた人は僕だけじゃないはず。
OSS-DB技術者認定資格(オープンソースデータベース技術者認定資格)という名ですが
内容はPostgreSQL 9.0の認定資格でした。
http://www.oss-db.jp/merit/prospect.shtml
資格取得のメリットというページから以下一部抜粋
LAPP/LAMPという言葉で代表されるように、大半のWebアプリケーションは
Linux、OSS-DB、オープンソースのミドルウェアの組み合わせで構築されています。
60%以上の企業がWebアプリケーションにおいてOSS-DBを利用しています。
OSS-DB技術者認定資格(OSS-DB 認定)は、企業から最も必要とされる
データベース技術者を認定する資格試験として開発されました。
OSS-DB技術者認定資格が認定する技術者は・・・
OSS-DBの特徴を理解し、要求に合わせて適切なRDBMSを選択できる技術者
OSS-DBを使って、システムの設計、導入、開発、運用をすることのできる技術者
なかなかいいこと書いてますねぇ。
確かにオープン化の波もあってOSSの必要性は高いと思いますし、それの認定試験となれば非常に効果的だと思います。
ちなみにどうでもいい事だけど以下はGoogleの検索件数。
(LAPPってなんぞ?って思ったのでググったらPostgreSQL版のLAMPの事だった)
LAPP/LAMPだけで検索すると関係ない物も大量にヒットするのでDB名も入れて検索しました。
LAPP PostgreSQL : 89,500
LAMP MySQL : 34,000,000
しかし試験概要のページを見ると若干小さめのフォントでこう書かれています。
http://www.oss-db.jp/outline/index.shtml
本試験はOSS-DBのなかでも、特に商用データベースとの連携に優れ、エンタープライズ・システムでも多く活用されている
「PostgreSQL 9.0」 を基準のRDBMSとして採用しています。
・・・ん?
広義な意味であるはずの「OSS-DB」の認定試験と言いながらPostgreSQLの基準としている??
不安になってOSS-DB Silver(たぶんLPIC-1のような初級編みたいなもの)の詳細を見る。
http://www.oss-db.jp/outline/silver.shtml
下記のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明する。
RDBMSとSQLに関する知識を有する。
オープンソースデータベースに関する基礎的な知識を有する。
オープンソースを利用して小規模なデータベースの運用管理 ができる。
オープンソースを利用して小規模なデータベースの開発を 行う事ができる。
PostgreSQLなどのOSS-DBを使ったデータベースシステムの運用管理ができる。
PostgreSQLなどのOSS-DBを利用した開発でデータベース部分を担当することができる。
数あるOSS-DBの中でも何故かPostgreSQLの単語が2回。
これは・・・怪しい・・・。
確かにSQL文とかは大体共通でしょうが、ソフトごとにインストールやチューニング方法などは違うため
「OSS-DB」の認定試験といっている以上は特定のソフトに偏った試験ではないはず・・・。
http://www.oss-db.jp/outline/examarea.shtml
出題範囲詳細から抜粋
インストール方法
initdb コマンド
データベースクラスタの概念
テンプレートデータベース
標準付属ツールの使い方
pg_ctl、createuser、dropuser、createdb、dropdb、createlang、droplang、psql
設定ファイル
postgresql.conf
記述方法
接続と認証 (CONNECTIONS AND AUTHENTICATION)
クライアント接続デフォルト (CLIENT CONNECTION CEFAULTS)
エラー報告とログ取得 (ERROR REPORTING AND LOGGING)
pg_hba.conf
SET 文 / SHOW 文の使い方
バックアップ方法
pg_dump、pg_dumpall、pg_restore、psql コマンドの使い方
ディレクトリコピーによるバックアップ、リストア
PITR (具体的手順も出題あり)
COPY 文と copy コマンドの使い方
基本的な運用管理作業
データベースユーザの追加、削除、変更
VACUUM、ANALYZE の意味と使い方
自動バキューム
システム情報取得関数 (version、current_user など)
情報スキーマ、システムカタログ (pg_roles、pg_authid など、統計情報
ビューや pg_stats は出題なし)
テーブル単位の権限、GRANT 文 / REVOKE 文
PostgreSQL 9.0の認定資格だと確信した・・・。
なんで試験名を「OSS-DB」にしたんだろう。
いつかはMySQL等の他のソフトに特化した内容も出るってことなんでしょうか?
PS
『OSS-DB標準教科書』(仮称)開発プロジェクトなるものがあるそうです。
http://atnd.org/events/17016
OSS-DBの試験の開始に合わせてスタートする『OSS-DB標準教科書』(仮称)開発プロジェクトのキックオフミーティングを開催します。
開発予定の教科書の内容について議論し、実習を試しにやってみる内容ですので、PostgreSQLの利用経験が必要です。
また、実習用にノートPCの持ち込みが必要です。
想定している参加者:『OSS-DB標準教科書』(仮称)開発プロジェクトに参画していただける方
OSS-DBの試験のための教育を行われる講師の方
PostgreSQLだけなんですね・・・
http://www.computerworld.jp/topics/osst/191833.html
「Oracleが何言い出すかわかんねーからイヤ」なんですってよ。